コンサルタントが使う問題解決の武器「So What So Why」


当コラムでは、コンサルタントが日常のシーンで使用する問題解決の思考術である「So What?」と「So Why?」について解説していきます。

ファームによっては、少し言い回しが異なる場合がありますが、本質的には同じものになりますので、是非参考にしてみて下さい。

コンサルが使う「So What?」・「So Why?」とは何か?

「So What?」「So Why?」とはコンサルタントが使用する問題解決の武器の一つです。具体的には、仮説構築と検証のPDCAを回し続ける事により、課題を堀深堀する為の思考方法です。

この「So What?」「So Why?」はコンサルタントのミーティングで頻繁に耳にする言葉です。入社したばかりのコンサルタントがまず身に着けるべき「思考の癖」とも言えるでしょう。

(冒頭でもご説明した通り、ファームによっては「意図は?」と言ったような問い方をする場合もあります。)

この後の項目ではこの二つについて、具体的にご説明していきます。

So What?(だから何?)

コンサルティングファームでのディスカッションは基本的にファクトベース(事実に基づいて)で行われます。

しかしファクトを伝えただけでは、「何をすれば良いのか」つまり具体的なプランに落とし込むことが出来ません。

そうなると「So What?」、つまり、「だから何が言いたいの?」となる訳です。

具体例を挙げていきます。

当社株式会社アサインに面談に来られた方1000名に「面談前にコンサルティングファームを志望していましたか」という質問をしたとします。そして回答がその内の80%、つまり800名が面談前にコンサルティングファームを志望していました。

このファクトだけ伝えられても、「だから何?」と思われるのではないでしょうか。つまり「So What?」ということです。

つまり、ここでは「800名が面談前にコンサルティングファームを志望していた」というファクトに対して、何をすべきかを考えていく必要があります。この800名の中を詳細に調べていくと、年齢、職業、現在の職種等が分かっていきます。そしてより詳細に調べていくと大学卒業後3年~5年程の就業経験の方の割合が高かったとします。

そうすると当社株式会社アサインはこのセグメント向けに何かしらの施策を打つと効果が大きいかもしれません。その施策が「複数名向けにコンサルティングファームの説明会を実施する」なのかは分かりませんが、仮説を構築していく訳です。

ミーティングの中では「So What」というフレーズを用いて問うことは殆ど無く、「意味合いは?」「示唆は?」「インサイトは?」という聞き方をするケースが多いです。

ちなみにBCGでは「インサイト」という言葉を利用しているようです。また、おまけの知識ではありますが「インサイト」という言葉に関してはマーケティング・リサーチ系の会社でも頻繁に用いられています。

 

So Why? (それはなぜ?)

ファクトや構築した仮説に対して「So Why? (それはなぜ?) 」と深堀をしていく訳です。

ここで「So Why? (それはなぜ?) 」と繰り返し問う事で、筋の良い仮説か否かの確認も出来ますし、間違っていた場合は軌道修正を行う事も出来ます。

先程の例では「複数名向けにコンサルティングファームの説明会を実施する」という仮説を構築しましたが、これをなぜやるのか、つまり「So Why? (それはなぜ?)」と問い続けていく訳です。

「複数名とは何名を指すのか」「どんなコンサルティングファームの説明をするのか。戦略系なのか総合系なのか」等、どんどん深堀していきます。

 

コンサルティングファームでは面接でも「So What?」「So Why?」は問われる

冒頭でも「So What?」、「So Why?」はコンサルタントが身に着けるべき基本的な思考方法だとお伝えしましたが、コンサルティングファームでは面接の中でも重視される点でもあります。

質問に単語で答えるなどをすると、「だから何?」と問われます。(ストレートにこのような言い方はされませんが)

なぜコンサルティング業界なのか、なぜこのファームなのか、等聞かれるであろう内容については事前に準備を行い、自分自身でしっかりと「So What?」「So Why?」を繰り返してみて下さい。

 

「So What?」「So Why?」は日頃から意識して訓練をする

「So What?」「So Why?」の思考方法、思考能力は一朝一夕で身に付く物ではありません。

日頃目にするニュースなどに対して自分の頭で考える事が重要です。また、仮説の構築に時間を掛ければ良いというものでもありません。

ビジネスの世界ではスピードも非常に重要になりますので、ご自身で制限時間を設定した上で取り組むのも良いかもしれませんね。

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