戦略コンサルファーム:ベイン・アンド・カンパニー


 

ファーム概要

東京オフィスは1981年に開設され、現在では世界36か国、55オフィス、約7,000名のスタッフが在籍しています。

「結果主義」を目標として掲げており、「目に見える成果を生み出す事」や「クライアントに変革をもたらす事」に重きを置いています。また、社会貢献活動の一環としてNPO等に無償でコンサルティングサービスを提供している事も特徴の一つとして挙げられます。

 

案件の領域

他の戦略系ファームと比べると財務的なアプローチが多く、DD(デューデリジェンス)案件が多いです。元々クライアントの役員となって、結果にコミットするスタイルとっていた事も起因しています。またコンサルティングファームのシニア層に伺うと、当コンサルファームが「ピュアコンサル」と言われることも多いです。

また、戦略立案やM&Aの案件も非常に多く、業務改善やコスト削減の案件は少ないようです。

 

クライアントについて

戦略系コンサルファームの中では珍しく、大企業からベンチャー企業まで従業員規模に関わらずコンサルティングサービスを提供しています。

また、プライベート・エクイティや公共機関までと言ったようにクライアントの業種も非常に幅広いです。特にプライベート・エクイティに対するコンサルティングでは非常にプレゼンスが高いです。

 

コンサルティングスタイル

ベイン・アンド・カンパニーでは、課題の特定に多くの時間を費やすことで有名です。

また、ナレッジの蓄積を重視しており、海外オフィスとの協働も多く、海外案件へのアサインも珍しくありません。また彼らは、ロゴにもなっている「True North」の考え方に基づき、クライアントの「あるべき姿」に向けて最善を尽くします。時にはクライアントにとっては耳が痛いような内容も伝える事を大切にしています。

また、彼らは「自社はアドバイザリー会社でありアウトソーシング会社ではない」と考えており、勿論、実行に至るまでの戦略は手掛けていますが、実行支援の領域までは手を広げていません。

 

コンサルタントの働き方

案件により様々ではありますが、退社時間は午後10時から午前2時が通常となります。

若手であっても土日出勤は珍しくありません。ただし、有給休暇の消化率は高く、プロジェクトの合間に数週間の休暇を取る方が多いです。

 

年収水準

職位としては以下の表のように分かれてはいますが、これらは上下関係を表すものではありません。

彼等は双方向コミュニケーションを重要だと捉え、フラットである必要があると考えている為です。

パートナー 4,000万円以上
マネージャー 2,000万円~3,000万円
ケースチームリーダー 1,300万円~1,800万
コンサルタント 1,200万円程度
シニアアソシエイト
コンサルタント
700万円~-800万円
アソシエイトコンサルタント 580万円~600万円

 

評価体系

評価制度はグローバルで統一されており、「顧客企業に対する付加価値」、「顧客企業とのリレーションシップ」、「チームへの貢献」の3つの項目で半年に一度マネージャーもしくはパートナーから5段階(5が最も良い)で評価されることになります。2の評価が続くようになると、退職される方が多くなる傾向にあるようです。

具体的には、コンサルタント以下の職位の方の評価であれば必ずプロフェッショナルディベロップメントアドバイザーという評価者が付き、パートナーとマネージャーの全員が集る場で、対象となるコンサルタントをプレゼンします。

 

企業文化と社員の傾向

「結果主義」を掲げている為、設定した目標に対してやり切る方が非常に多いです。また、情熱的で熱い方が多い印象を受けます。加えて、彼らはグローバルでの協働を非常に重要視している為、多様性を認め合う文化が根付いています。

UPorOUTの文化はあるものの、クライアントやチームに貢献しようと努力している姿勢があればチャンスはしっかりと与えられる社風でもあるようです。

 

福利厚生

コンサル業界に共通していますが、日系企業に比べると福利厚生は無いと思って頂いた方が良いでしょう。

 

人材育成

Bain Virtual Universityというオンライン・トレーニングが用意されており、人材育成には非常に注力しています。また、各職位におけるトレーニングが用意されており、海外での研修を受講することになります。他にもメンター制度を導入しており、成長の為に必要な環境は用意されていると思って良いでしょう。

彼等は成長のスピードも大切だと考え、コンサルタントの素質としてスタート地点が高い人よりも成長スピードが高い人と共に働きたいと考えています。加えて、ベイン・アンド・カンパニーでは一緒に仕事を進めるマネージャーやパートナーからの非公式なフィードバックを積極的に受けるよう奨励しています。

 

主な転職先

大手事業会社 10%
ベンチャー企業 20%
他コンサルファーム 10%
VC・ファンド 20%~30%
その他(MBA等) 30%

グループにベイン・キャピタル(ベイン・アンド・カンパニーとは法的・資本関係はありません)がある事や、デューデリジェンス案件、財務的アプローチが多い事もあり、VC等への転職が他戦略コンサルティングファームと比較すると少し多い傾向にあります。

 

選考フローと対策ポイント

ケース面接は資料提示型で、かつ英語で行われる為、対策を入念に行う必要があります。

弊社ではコンサル出身者による無料ケース対策を実施しておりますので、以下の相談フォームから是非ご相談下さい。