ファーム概要

コンサルティング業界ではよくBCGという略称で呼ばれます。

フレームワークベースではなく、オーダーメイドでのコンサルティングサービスを提供することで有名です。日本での社員数は約580名で全世界に50ヶ国以上にオフィスを構え16,000名以上のスタッフが在籍しています。

 

案件の領域

戦略・業務案件が8割を占めており、入社すればほぼ必ず経験する事になります。

IT領域の案件は2割程度ありますが、開発等の所謂下流フェーズ案件はなく、IT戦略策定などの上流フェーズが大半を占めます。

 

クライアントについて

基本的には日本国内の各業界Top5に入るような大企業のみにサービスを提供しています。

国内企業の支援が中心であり、海外案件の案件は多くはありません。

また、1ヶ月あたりのコンサルティングフィーが3,500万円~4,000万円と高額であるため、多くの場合役員クラスの方と相対することになります。

 

コンサルティングスタイル

クライアントの役員とコンサルファームのパートナー職の信頼関係の元、クライアントの現場の方とコミュニケーションをとりながら進めていきます。現場主義な傾向があり、案件にはよりますが、海外支社のエキスパートに話を聞くよりは、現場と議論をすることの方が多いようなイメージです。

また、コンサルタントそれぞれが自ら考え、アウトプットを出すことが求められる為、「教えてもらう」というスタンスの方には向いていないかもしれません。

加えて他コンサルファームと比較すると、スクラッチ(オーダーメイド)案件が多く、ナレッジで勝負というよりは、純粋な課題解決に強みがあります。

 

コンサルタントの働き方

案件により様々ではありますが、退社時間は午後10時から午前2時が通常となります。

若手であれば土日出勤は多くはありません。ただし、炎上案件に入ってしまった場合は土日もフル稼働となる覚悟は必要となるでしょう。

案件毎に数字で評価を貰うシステムになっている為、労働時間や体調・メンタル管理等のバランス感覚が必要となります。

また、一つ特徴な制度としてはアサインされる案件に関して「シルバーブレッド」という案件選択(拒否)の制度が挙げられ、他の戦略系ファームと比較するとキャリア形成が行いやすい環境と言えるかもしれません。

 

年収水準

最初の1~2年は600~800万円となりますが、基本的には勤続4年程度でコンサルタントに昇進し、ベースで1,200万円に到達します。

プロジェクトリーダー(以下に掲載している表参照)以上の昇進は実力によって大きくタイミングが異なりますが、上位20%は中期的には2,000万円以上の年収を手にすることになります。

下記がベースとなり、別途年収の5%程度のボーナスがあります。

パートナー 4,000万円以上
プリンシパル 2,000万円~3,000万円
プロジェクトリーダー 1,800万
コンサルタント 1,200万円
シニアアソシエイト 700万円~800万円
アソシエイト 580万円~600万円

 

評価制度

入社後、1年半でシニアアソシエイトに自動昇進しますが、次のコンサルタントへの昇進が最初の分岐点となります。コンサルタントは入社後、2年3ヶ月から半年ごとに昇進チャンスが到来。高評価者から昇進します。

案件で上司から低評価が付くなど、ラストチャンスでの昇進が望めなくなり次第、自主的に転職していくという流れが定着しています。あくまで案件での評価によって昇進の可否が決まるため、英語等の資格などは関係しえきません。

案件ごとに高評価「1」と低評価「5」の5段階評価がなされており、部下から上司、上司から部下はあるが同役職への評価はない、『準360度評価』となっています。

もちろんクライアントからの評価や、上位職は売上なども大きな影響を持ちますが、若手のうちは実質上司の評価のみで決まる傾向があります。

昇進には1か2の高評価が続く必要があり、その評価スコアは数字で本人にも伝えられるため、自身の評価の良し悪しは常に数字で把握しながら仕事をすることになります。

これらは「ウィンドウ」という制度のもとで運用され、「いつまでに昇進しなさい」と事前に明確に伝えられる事もBCGの特徴の一つとして挙げられます。

 

福利厚生

コンサル業界に共通していますが、日系企業に比べると福利厚生は無いと思って頂いた方が良いでしょう。ただしBCGの場合は給与から家賃を天引きする事が可能な為、税制度に明るい方には嬉しい制度かもしれません。

 

企業文化と社員の傾向

お互いを尊重し合う風土があり、いかにも外資といったガツガツ感は薄い傾向にあります。

社員としては、数字よりも理解力を含めた言語力は必須となります。向上心があって物腰が柔らかい人多い印象です。案件ごとに部下や上司など様々な人からの評価を受ける為、バランス感覚の良い人が上がっていく傾向が見受けられます。

 

主な転職先

コンサルタント以上になれば経営企画領域では引く手数多。転職活動では困ることは少ないですが、年収はダウンする事が多いです。外資系金融や起業への転身は多くはなく、大手企業や拡大フェーズに入ったアップベンチャー等への転職が目立ちます。

大手事業会社 30%
ベンチャー企業 30%
他コンサルファーム 20%
ファンド・VC 10%
起業 5%
その他(MBA等) 5%

 

選考フローと対策ポイント

ケース面接は資料提示型で、かつ英語で行われる為、対策を入念に行う必要があります。

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