ファーム概要

1926年にシカゴで創立されたコンサルティングファームで、現在では世界40カ国62拠点に3,5 00名を超えるスタッフが在籍しています。

「目に見える成果(Tangible Result)」という価値観を重視している事が特徴です。ちなみに、A.T.カーニーとマッキンゼーはもとは同一企業で、2社に分裂して今の状況にあります。

 

案件の領域

業界を問わずオペレーション改善の案件に強みを持っており、案件の多くはこのオペレーション改善です。

幅広い業界に対応出来るファームですが、特にグローバルではエネルギー関連では非常に強いファームです。日本においては特に金融機関や消費財メーカーに対するコンサルティングへの評価が高いです。

また、コスト削減の案件では非常にプレゼンスが高く、コスト削減と言えばA.T.カーニーと言っても過言では無い印象です。他にも戦略策定だけでなく、実行支援まで注力しており結果までコミットしたいという方には向いているファームです。

 

クライアントについて

基本的には日本国内の各業界Top5に入るような大企業のみにサービスを提供しています。

海外案件も非常に多く、英語力は必須となってきます。1ヶ月あたりのコンサルティングフィーが3,000万円~4,000万円と高額であるため、多くの場合役員クラスの方と相対することになります。

 

コンサルティングスタイル

クライアントの役員とコンサルファームのパートナー職の信頼関係の元、クライアントの現場に入り込みながらプロジェクトを進めていきます。

勿論案件にもよりますが、現場主義な傾向が強い為、月の稼働日の半分以上を顧客先にいる事も珍しくありません。

また、案件のリピート率は非常に高く80%程とも言われています。顧客先に入り込んでエクセルでゴリゴリ分析をしながらプロジェクトを推進する特徴的な姿が印象に残っていると仰るクライアントも少なくないそうです。

 

コンサルタントの働き方

案件により様々ではありますが、退社時間は午後10時から午前3時が通常となります。

若手であっても案件によっては土日出勤も少なくありません。しかし、プロジェクトの合間に2週間程度の休暇を取るコンサルタントもいる為、その辺りはセルフマネジメント能力が重要になってきます。

 

年収水準

最初の1~2年は550~6500万円程となりますが、基本的には勤続2~3年程度でシニアビジネスアナリストに昇進し、ベースで約700万円に到達します。

アソシエイト以降になると実績が重視されるようになるため、ここが最初の分岐点となります。新卒で入社した場合28歳~30歳でアソシエイトに昇格出来ないと退職する方が増える印象です。

パートナー 4,000万円以上
プリンシパル 2,000万円~4,000万円
マネージャー 1,600万円~2,400万円
アソシエイト 1,000万円~1,300万円
シニアビジネスアナリスト 700万円~850万円
ビジネスアナリスト 550万円~650万円

 

福利厚生

コンサル業界に共通していますが、日系企業に比べると福利厚生は無いと思って頂いた方が良いでしょう。

しかし、人材育成には非常に力を入れており、中途入社者に対してはイシュー分析やコンサルティングの基礎能力向上の為の研修が用意されています。また、ミシガン大学と提携した簡易MBAプログラムがあり、毎年各オフィスから数名が選出され、2か月程のトレーニングを受講します。(通常のMBAプログラムも存在します)

 

評価制度

評価制度に関しては、その他の戦略系ファームと大差はありません。

プロジェクト毎に評価されます。夏季に一度中間レビューがり、冬季に一年を通したレビューがあります。

 

企業文化と社員の傾向

A.T.カーニーでは「志」「経営視点」「専門性」「実行力」の4つを重視しています。

戦略の策定のみで終わるよりも最後の実行フェーズまで伴走したいという志向性の方が多い印象です。

また、お互いを尊重しているからこその厳しいフィードバックも特徴の一つです。勿論、人にはよりますが、弱みを指摘して伸ばしていくスタイルが取られている事が多いです。よって、褒められて伸びるタイプより人一倍負けず嫌いなタイプが向いているかもしれません。

 

主な転職先

 

大手事業会社 10%
ベンチャー企業 20%
他コンサルファーム 15%~20%
ファンド・VC 20%
その他 30%

 

選考フローと対策ポイント

ケース面接は資料提示型で、かつ英語で行われる為、対策を入念に行う必要があります。

弊社ではコンサル出身者による無料ケース対策を実施しておりますので、以下の相談フォームから是非ご相談下さい。