コンサルティングファームのパートナー職の業務内容について
パートナーは職位名の通り、ファームの同経営者です。彼らの業務は「コンサルティングプロジェクトの受注」と「ファームの経営」の大きく2つに分けられます。(コンサルティングファームによっては、パートナーだけでなく営業部隊があるファームもありますので、個々の情報については当コラムでは割愛させて頂きます。)
以下、「コンサルティングプロジェクトの受注」と「ファームの経営」のそれぞれについて詳細に解説していきます。
コンサルティングプロジェクトの受注
1つ目は「プロジェクトの受注」です。プロジェクトの受注方法は人により様々になりますが、個人的な人脈を活用する方もいれば、書籍の出版や講演会への登壇などもあります。
その他にも多くはありませんが、テレビなどのメディアへの露出を増やしていく方もいらっしゃいます。
そういった方法で繋がったクライアントに対して企画書を作成してプレゼンテーションを行い、受注に繋げていきます。
ファームの経営
そして2つ目はファームの経営となります。この役割に関しては一般事業会社の社長・役員と似たものがあります。現在の経済状況やビジネスの潮流を読み、今後どのような領域に手を広げていくのか、もしくは既存の領域に注力していくのか等を決めていきます。またその他、外資系等を始めとする複数の国にオフィスがある場合は、海外オフィスとやりとりを行ったり、ファームの人材育成の方法を検討したり等、本当に幅広い業務を担当します。
コンサルティングファームの面白さはパートナーになって初めて分かる?
コンサルティングファームでのパートナー職の経験者は口をそろえて「コンサルティングの本当の面白さはパートナーになって初めて分かった」と仰います。
しかしファームの中でもパートナーになれるのはごく一部であり、優秀な人材が結集しているコンサルティングファームの中で頭一つ抜きんでるのは非常に狭き門となっています。ですが、このポジションには他のポジションにはない大きな魅力があるため、目指して挑戦する方も多いです。
コンサルティングファームへの転職を目指す方は、パートナー職を目指して頑張ってみるのもやりがいがあるかもしれませんね。