新卒で企業に入社して何年も経たない内に「将来のやりたい事」等が見付かる方も少なくありません。

そういった時に、コンサルファームは選択肢の一つとしては非常に良い物です。若手の内から非常にレベルの高い環境に身を置く事が出来る事や、汎用的なスキルを身に着ける事が出来る為です。

当コラムでは、そんなコンサル業界の転職の全体的な選考対策に関する内容を詳細に記載していきます。

 

第二新卒でコンサルを目指すなら、対策すべきはケース面接ではなく志望動機?

コンサルを志望される方の多くが、ケース面接が一番重要だと考えていらっしゃいますが、実際はそうでは無いと言えるでしょう。

人気業界であるコンサル業界には日々沢山の転職希望者の方が応募しています。そしてその中の少なくない方が「志望動機の甘さ」が理由で不合格となっています。

志望動機で不合格となる一つの要因としては、「コンサル業務を理解していない」という物が挙げられます。

コンサルタントの業務内容を理解していなければ質の高い志望動機を練る事は出来ません。コンサルタントはどのような業務を遂行していて、どのようなスキルが求められるのか等をしっかりと話せるレベルまで調べましょう。

不明な点があればすぐにエージェントにヒアリングするのが良いかと思います。業務内容を知らないままでしたら、どれだけコンサルタント適性がある方でも、選考を通過するのは難しいでしょう。

これまでの内容と少し被る箇所もありますが、改めて、第二新卒のコンサル転職で受かる為の志望動機を考える際には、「コンサル業務を理解している」の他に2つのポイントがありますので、ご紹介します。

 

論理的(ロジカル)である事

コンサルティングファームでは、とにかくロジカルであることが求められます。これは当然、転職の面接だけでなくその後のコンサルタントのとしての業務の中でも求められ続けます。

そしてこのスキルは練習を繰り返す事で身に着ける事が出来ますので、エージェントと何度も練習を重ねましょう。また、後ほど詳細に記載しますが、ロジカルに話すトレーニング等を実施できる転職エージェントを利用する事もコンサル転職の重要な要素の一つです。

 

自身の強み(コンサルで活きるスキル)を認識している事

コンサル転職の志望動機は、「強み=貢献できるスキル・知見」ベースで考える必要があります。

自分の持つどのようなスキルが会社に貢献出来るのかをしっかりと認識した上でアピールする必要があります。中には「自分の売りになるスキルが分からない」といった方もいらっしゃるかと思います。そういった際は、まずは自分で一生懸命考えてみて、それでも難しければ当社ASSIGNのようなコンサル業界に特化したエージェントに相談するのが良いでしょう。

 

第二新卒のコンサル転職で受かる志望動機の例

当項目では、当社ASSIGNが実際にコンサルファームへの転職をご支援した方の志望動機例をご紹介、解説していきます。

まず簡単にご紹介すると、基本的な志望動機の型は以下のようなものになります。

 

私は将来●●をやりたいと考えています。

その為にはA,Bのスキルを身に着ける必要があると考えており、今の会社ではAのスキルを磨いてきました。

コンサルファームではBのスキルが身に付くと考えた為、当業界を志望しています。

 

こちらに具体性を加えたものが以下のようになります。

 

現職にて、主にアプリエンジニアとして開発を行っているのですが、
コンサルファームにて、より上流のIT戦略あるいはPMO案件に関わりたく志望しています。

将来的には「IT」を軸にビジネスを作っていける人材になりたいと考えています。
現職にて、基本設計フェーズ以降での経験を積んでおり、Javaなどのスキルを得ることはできましたが、
ビジネススキルを高めにくい環境でもあるため、ビジネスの中核課題の解決を本業とするコンサルで成長したいと考えています。

 

こういった志望動機に対して想定される質問は以下のようなものが考えられます。事前に対策しておくのが良いでしょう。

・「ビジネススキル」または「成長」の定義は?
・なぜコンサルなら中核課題に取り組めると思う?
・将来やりたいことの具体イメージは?
・具体的にはどんな案件に入りたい?

 

第二新卒のコンサル転職でNGな転職理由の例

当項目では、具体的な転職理由NG例をご紹介していきます。

面接で話す嘘をつく必要はありませんが、用いるフレーズによって受け取る側の印象が大きく変わりますので、そういったテクニック的な所はエージェントと相談しながら構築していくのが良いでしょう。

 

NGな転職理由は大きくは2つに分ける事が出来ます。

一つ目は「他責」です。つまり、上手くいかない事等を環境や周囲の人の責任にしているものになります。具体的には、「同期入社のAは部長に気に入られているからビッグプロジェクトを任されていて、自分にはチャンスが巡ってこない。」等です。面接官がこれを聞いたら、「実力が無いだけでは?」と思ってしまいますよね。他責にするつもりは無くても、使用する言葉次第ではそのように聞こえてしまう事もありますので、エージェントと連絡するのが良いでしょう。

二つ目が「青い鳥」です。つまり、無いものねだり・隣の芝生が青く見えている状況です。例えば、「社会人1年目で営業の仕事をしていますが、経営戦略策定等のよりビジネスの中枢に関わる仕事のみやりたいです。」といった物です。スキルもまだ身に付いていない方がいきなり経営戦略策定のみやりたいと言ってきても、言葉を選ばずに言えば無理に決まっています。希望ややりたい事を表明するのは大切ですが、今自分がいる場所をしっかりと認識する事もまた大切です。

 

第二新卒のコンサル転職でのケース面接は模擬プロジェクトである

志望動機が大切だとお伝えしましたが、やはりケース面接もコンサル転職の関門の一つです。

コンサル面接の具体的な対策については、以下の関連コラムをご参考頂ければと思います。

【関連コラム】

「ケース面接」を徹底的に対策する

当項目では、ケース面接についての考え方をお伝えしたいと思います。まず大前提として、ケース面接は模擬プロジェクトであると認識して下さい。よく、ケース面接は「ロジックを組み立てて、面接官を納得(論破)させる」と考えている方がいますが、それは間違いです。プロジェクトの目的クライアントの成功ですので、コンサル同士の議論の目的は「より良いアウトプットを出す事」になります。つまり、論破する事は目的ではありません。自らのアウトプットに自信を持つのは良い事ではありますが、コンサルタントであるならば、より良いアイデアがあるのであれば、それを採用すべきです。

よって、ケース面接では面接官と議論することを意識して取り組んで下さい。

また、次に意識すべきこととしては、「アウトプットの仕方も非常に重要」だということです。模擬プロジェクトなので、最後にはプレゼンの時間があります。ケース面接に置き換えて言えば、面接官に自分の考えを伝える事です。プレゼンには準備が必要となります。

例えば、面接官に「10分間差し上げますので、その時間を使って課題に対する解決方法を考えて下さい」と言われたら、10分後にはプレゼンの時間がやってきます。そうであれば、少なくとも最後の1分程度はプレゼンの準備に回すべきでしょう。何をどのように伝えるか、それをしっかり練るだけでプレゼンの質は向上するでしょう。

 

第二新卒のコンサル転職を成功に導くエージェントの条件は?

これまで、志望動機やケース面接に関する考え方をお伝えしてきましたが、結論、これらの対策が出来るエージェントのみがコンサル転職を成功に導けると言えるでしょう。つまり、志望動機を考えられ、ケース面接等の対策が出来るエージェントになります。

少し分解すると、ロジカルであり、コンサル業務を理解していて、議論等の質が高いエージェントです。

これらは、転職エージェントの社名や実績では分かりません。転職希望者を担当するのは一人のキャリアアドバイザーです。よって、能力は個人に依存する訳です。

そうなった時には一度話をしてみなければ判断出来ないはずです。コンサル業界に特化しているエージェントも複数ありますので、よく考えてみてください。

 

第二新卒で外資系コンサルは不可能?

結論から申し上げると、第二新卒で外資コンサルへの転職は可能です。弊社のご支援実績としても多数ございます。

コンサル転職で言えば、外資系・日系での難易度の差もあまり無く、選考内容も大きく変わる事はありません。ただし、英語力がある方であれば、有利に働く事はあります。

しかし、英語力がある方でその力を活かしたいという事であれば日系コンサルファームの方が良いかもしれません。なぜならば、英語力がある方の比率で言えば、日系コンサルファームよりも外資系コンサルファームの方が多少高く、英語プロジェクトにアサインされる可能性が高い為です。

ちなみに、コンサルファームの中では英語力が昇進の基準になっている事もあります。

TOEICやTOEFLは有名ですが、マッキンゼーやベイカレント・コンサルティングではGBCという5.0点満点の試験を実施しているファームもあるようです。ちなみに、マッキンゼーではGBC2.5が昇進の基準になっているようです。

 

コンサル未経験が第二新卒で提示される年収の期待値

いかに高給で有名なコンサルファームであっても年収が下がる事もあります。というのも、基本的にはコンサル未経験での入社、つまりポテンシャル採用である為です。現年収が高い方であれば、ポテンシャルとスキルを鑑みてファーム側が考慮する場合がありますが、年収が下がる覚悟はしておいた方が良いでしょう。

年収に関しても、転職においては非常に重要な要素ではありますが、コンサルに転職する魅力は多々ありますが、若い内から優秀な同僚に囲まれる刺激的な環境や、汎用的なスキルを身に着ける事が出来る事が挙げられるかと思います。

「将来なりたい姿」から逆算して、転職活動で本当に気にすべき事は何か、よく考えてみてください。

 

当社では、業界に精通したキャリアアドバイザーが無料でご相談を承っています。「どのようにキャリアパスを描いたらよいのか」、「どういった企業に向いているのか」、等お気軽に何でもご相談下さい。