コンサルティング業務を通じて経営に深く関わることができるのはコンサルタントとして非常に魅力的ではありますが、一方で将来的に起業を考えている方や特定の業界に精通していきたい方などは、コンサルティングファームでない方が必要なスキルを身に着けられる可能性があります。そういった将来の志望等から逆算して考えた時に、志望していたコンサルティングファームに入社したものの、入社後1年程で転職を検討される方も多くいらっしゃいます。

「コンサルティングファームでの経験評価されるのは就業3年間以上」と言われる事も多いですが、実はそれ程でもありません。具体的に転職成功例等も記載しておりますので、是非ご覧下さい。

【1】コンサルティングファームを1年で辞めるということ

コンサルティングファームへの転職後、様々な理由でミスマッチを感じる方は少なくはありません。具体的には事前に分かっていたことではあるものの圧倒的に長い労働時間、一緒に働くメンバー、プロジェクト内容(業界)等です。聞いていた内容ではあったとしても、やはり実際に働いてみないと分からないという事はよくある事です。

しかし、『ただなんとなく辞めたい』といったような安易な考え方では転職活動はうまくいきません。今回転職する理由が明確であることに加え、将来なりたい姿が考えられており、その為に身に着けなければならないスキルを考えられているか、など一般的な転職活動で必要とされている事がしっかりと整理されている事が重要です。コンサルティングファームへの転職ではこういった点についてはそこまで深く聞かれる事が多くない為、事前準備は必ず行うようにしましょう。一年間のコンサルティングファームでの就業経験を通して、どのような経験を積まれ、今後のキャリアについてどれだけしっかり考えられているか、それだけでも思考力などについてはアピールすることは出来るでしょう。

 

【2】コンサルティングファーム就業経験者は何が評価されるか

コンサルティングファーム就業経験1年程でも転職市場では評価される事が多いです。

例えば、以下のような点は評価されることが多いです。

・精神的、肉体的なタフネス

・問題発見・解決スキル

・高い論理的思考スキル

・ドキュメンテーション、プレゼンテーションスキル

・高い英語力

上記のようなスキルを身に付けることが出来るコンサルティングファームでは、1年程の就業経験であったとしても、高い評価を得ることが出来ます。

 

【3】転職活動をする際の留意点

コンサルティングファームでの就業1年目での転職活動では、主に以下の4点に注意することが重要になってきます。

(1)キャリアビジョンを明確にする

(2)他責ではなく自責で考え、自分の至らなさを認める

(3)ポジティブな転職であることを伝える

以下に具体的に記載していきますので、御覧下さい。

(1) キャリアプランを明確にする

「今後どのようなキャリアを考えているのか」「そのために今後どのようなスキルを身に着けなければならないと考えているのか」の2点は面接で質問される可能性が非常に高いです。

また注意しなければならないのは、どのような企業であっても、「踏み台(通過点)」として考えられていることはポジティブに捉えられることは稀な為、伝え方は非常に重要です。キャリアプランをイメージしながらも、どのような想いを持ってその企業で働きたいのか、という気持ちもしっかりと伝える必要があります。

(2)他責ではなく自責で考え、自分の至らなさを認める

現職の企業を選んだ理由や業務内容を改めて考えた上で、なぜコンサルティングファームを辞めなければならないのかをしっかりと考え、至らなかった点を整理する必要があります。そして転職活動時には、整理した点を認めて素直に伝えることにより、応募先企業にも理解してもらいましょう。

(3)ポジティブな転職であることを伝える

短期であろうと数十年勤務した後の転職だろうと、転職には様々な理由あるかと思います。ただ、企業や面接官によっては、就業後短期での転職をネガティブに捉えられる事があることも事実です。

しかし、ネガティブなイメージを持たれてしまったケースは、多くの場合説明が不足していることに起因していることがほとんどです。よって、面接に備えて、明確な転職理由を準備するのは勿論のこと、一度誰かに聞いてもらうなどしてしっかりと準備して面接に臨むことが重要になります。

【4】採用のニーズ

コンサルティング業界だけでなく、現在の転職市況は明らかな売り手市場、つまり求人倍率が高く転職活動者が有利な状況にあります。そんな中で、コンサルティングファームでの就業経験者へのニーズは非常に高まってきています。

大学卒業後3年以内の若手層(第二新卒)の採用を想定して、経営企画やマーケティングなどの職種で募集があります。コンサルティングファームに一度でも就業していると、その人の基礎能力が高いと考えられる事が多く、たとえ1年目であったとしても、経営に近いポジションにコンサルティングファーム就業経験者には珍しくはありません。

 

合わないと感じているコンサルティングファーで就業を続けていても、もしかすると成長しないかもしれません。それであればやりたい事へ挑戦するのもありかもしれませんね。

 

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