目 次
コンサル転職で受かる志望動機とは?
コンサル転職では能力やポテンシャルはさることながら志望動機も非常に重視されます。
「なぜコンサル業界なのか」「なぜ当社なのか」について、しっかりとロジカルに説明出来るよう準備する必要があります。また、ロジカルなだけでなく、しっかりと熱意も伝える必要がありますので、エージェントとしっかりと練習を重ねた上で面接に臨む事をお勧めします。
コンサル転職の志望動機は転職理由をベースに考える
コンサル業界への志望理由が考えられずに困っている、と仰る方も珍しくありません。そういった状況の方はまず、「転職理由」を整理しなおしてみて下さい。転職して実現したい事をベースに考えてみると、コンサル業界への志望理由に繋がる事があります。逆に言えば、そこが整理されていない状況でコンサル業界を目指すのは辞めた方が良いとも言えるでしょう。
例えば、次のような物です「私は将来〇〇をやりたいと考えています。その為には■年後までに、●●のスキルを身に着ける必要があると考えています。しかし今の会社では▲という理由でそのスキルを身に着ける環境に身を置く事が出来ません。よってコンサル業界を志望します。」といった形です。
このように、転職する理由は「今の会社では実現できない事」がある為である事が非常に多いです。そういった所から、ゆっくりと紐解き、志望理由を構築していきましょう。
嘘をつく必要はありませんが、用いるフレーズによって受け取る側の印象が大きく変わりますので、そういったテクニック的な所はエージェントと相談しながら構築していくのが良いでしょう。
ファームを選んだ理由を明確にする
コンサル転職の志望動機の練り方は新卒と中途で明らかに違う?
新卒の時の就職活動と中途での転職活動では、志望動機の練り方は明らかに異なります。
以下に詳細に解説していきますので、是非御参考下さい。
コンサル新卒の志望動機は「興味や関心」ベース
コンサル業界へ新卒で入社する場合は、「興味や関心」ベースの志望動機で問題ありません。当然ですが、殆どの学生はビジネス経験が無い為、スキルよりもポテンシャルが重視されます。そのポテンシャルの中には、「興味や関心」ベースの志望動機をロジカルに話す事が出来るか、等が見られることになります。
転職後のビジョンを策定する
コンサル転職の志望動機は「強み=貢献できるスキル・知見」べース
新卒の就職活動と違って、転職でコンサル業界を目指す場合は、「強み=貢献できるスキル・知見」ベースの志望動機を考える必要があります。
これまでに培ってきたスキルの中で、コンサルファームでの業務に活かせる、つまり貢献できる物をアピールする必要があります。つまり、志望動機を考えるには、コンサルファームでの業務内容をしっかりと認識しておく必要があります。的外れなスキルをアピールした所で、意味が無いどころか、マイナスポイントになってしまいます。
例えば、数値分析の経験や特定業界に関する知見等が貢献できるものの例となります。
こういった点に関しても、独力で考えても難しい事が多くなってきますので、是非エージェントに相談してみて下さい。
コンサル転職での受かる志望動機を練るにはは3点を意識する
コンサル転職で受かる為の志望動機を練る時には以下の3つのポイントに注意する必要があります。
ロジカルである事
コンサルではとにかくロジカルであることが求められます。
これは当然、志望動機だけでなく入社後もずっと求められることになります。
話が冗長であったり、筋が通っていなかったりする場合もマイナス評価になります。「ロジカルに話すスキル」というのは訓練で身に着ける事が出来ます。転職活動の面接の時だけでなく、普段のビジネスシーンでも意識するだけでもスキルは身に付いていきます。
そして、いざ面接の対策をする際にはプロであるエージェントと何度も練習を重ねましょう。転職活動のゴールは志望する企業へ入社する事です。ロジカルに話をすることで出来ているか、是非ご自分からエージェントへ厳しいフィードバックを依頼してみましょう。そのフィードバックを元に改善を繰り返す事できっと良い結果に繋がるでしょう。
コンサルの業務を理解していること
これまでの項目でも記載してきましたが、コンサルの業務を理解していなければ練りに練ったアピールが的外れに終わってしまう事になります。
コンサルタントはどのような業務を遂行しているのか、どのようなスキルが求められているのか、等をしっかり調査しましょう。分からない事があればすぐにエージェントに問い合わせるのが良いでしょうか。
ここがずれていると、どれだけコンサルタントへの適性がある方でも、まず合格するのは難しくなるでしょう。
応募先企業のコンサル分野も知っておく
どのファームだけでなく、どのユニットを受けるのかを考える
自身の強み(貢献できるスキル)を認識していること
前の項目でも記載していますが、コンサル転職の志望動機は、「強み=貢献できるスキル・知見」ベースで考える必要があります。
興味、関心があるのは当然となります。
その中で、自分のどのようなスキルが会社に貢献出来るのかをしっかりと認識した上でアピールする必要があります。
中には「自分の売りになるスキルが分からない」といった方もいらっしゃるかと思います。そういった際は、まずは自分で一生懸命考えてみて、それでも難しければエージェントに相談しましょう。親身なエージェントであれば、キャリアの棚卸をした上で強みとなるスキルを共に考えてくれるはずです。
コンサル転職の志望動機に「起業」はNG?
結論からお伝えすると、コンサル業界への志望理由が「起業」でも問題はありません。
しかし気を付けなければならないポイントが2つありますので、解説していきます。
ただ、まず前提として、「踏み台」にされる事を喜ぶ企業は無いという事は認識しておかなければなりません。
コンサル業界への志望理由はロジカルでなければならない
コンサルタントはロジカルシンキングを武器に課題解決を行っています。よって、転職希望者にもロジカルさ、筋が通っているかが求められます。もう少し具体的に解説していきます。
「将来起業したいからコンサルティングファームを志望している」と言われた時には、面接官でなくとも、当然「いつ起業するのか」、「どういった事業を始めるのか」などと言った疑問が出てきます。
それに対してしっかりと筋の通った回答が求められます。しかし回答する内容によっては、「どのようなスキルを身に着けなければならないと考えているのか」、等と深く聞かれる場合もあります。嘘をつく必要は全くありませんが、そういった事を念頭に置きながら志望動機を練る必要があります。
コンサルファームは「ビジネススクール」ではない
また、もう一つ認識しておかなければならない内容としては、コンサルティングファームは「ビジネススクールではない」という事です。
コンサルティングファームで学ぶ事は非常に多いとは思いますが、クライアントは高いフィーを払ってコンサルティングサービスを受ける訳です。そのような中に「学ばせて下さい」といったスタンスの方が入ってくる事を歓迎する人がいるでしょうか。恐らくいないでしょう。
高いプロ意識を持つコンサルタントの仲間入りをするという強い意識を持った上でエージェントと共に志望動機をどう伝えるか、考えてみて下さい。
選考フローと対策ポイント
ケース面接が非常に重視される傾向にある為、対策を入念に行う必要があります。
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